現地校

<現地校>

■瀋陽遠見国際学校 (Shenyang Transformation International School)


@遼寧省瀋陽市渾南区全運三路160号
TEL:024-3126-2277(英語・中国語・韓国語)
FAX:024-8981-7456
E-mail: admissions@stis.co
URL:  https://stisedu.cn

1)学校年度・学期制・授業日・休校日
4学期制
1学期:8月~10月、2学期:10月~12月 、3学期:1月~3月 、4学期:3月~6月
【始業・終業時刻】 月曜日~金曜日 8:20~16:00(幼稚園から高校まで同じ)
【休校日】 土曜日・日曜日及びアメリカと中国の祝日

2) 学年・対象年齢
幼稚園:4歳~6歳
小学校:1年生~5年生  6歳~11歳
中学校:6年生~8年生  12歳~14歳
高 校:9年生~12年生 15歳~18歳
※その年の7月末迄に満6歳になる児童は、その年の8月中旬に小学校の第1学年(G1)に入学します。
入学希望者には、面接(英語)を実施します。所要時間は個人により異なりますが、概ね30分。

※過去2年間の成績表と英文の健康診断書が必要です。【メモ】健康診断書は、瀋陽に着任して入学までに時間の余裕があれば、瀋陽の病院で受けても良いと思います。その際は、可能かどうかを会社等に確認をしてください。

3)言語・教授方式・教師の構成

1998年創立のインターナショナルスクールです。 授業は毎日1時間の中国語クラスを除き、全て英語で行います。(音楽、体育など含む) アメリカ式のカリキュラムが組まれており、英語の補習授業(ESL)の受講も可能です。 また、海外大学進学のためのプログラム(AP、A-Levelコース等)も用意されています。 様々な国籍の教師が在籍しており、全ての教師が関連分野の学位、専門資格、教育経験など、必要な資格を取得しています。

4) 学費等
【授業料】
(幼稚園) 8,900元/月
(小学校) 190,000元/年
(中学校) 194,500元/年
(高 校) 201,000元/年

5) スクールバス
あります。
学校から瀋陽市内:

(幼稚園) 500元/月

(小学生以上)7,500元/年

6) 昼食
食堂があります。弁当持参も可。

 



■東北育才学校(国際部)(Northeast Yucai School’s International Department)


@遼寧省瀋陽市渾南新区高功路2号 ※校区は複数あります
TEL:024-2378-0225(中国語・英語)
E-mail: NEYCID@126.com
URL:  http://www.neyc.cn/

1)学校年度・学期制・授業日・休校日
2学期制
1学期:9月1日~1月15日、2学期:3月1日~7月15日
【始業・終業時刻】 月曜日?金曜日 8:00~16:00
【休校日】 土曜日、日曜日及び中国の祝日

2) 学年・対象年齢
幼稚園:3歳~6歳
小学校:1年生~6年生  6歳~12歳
中学校:7年生~9年生  13歳~15歳
高 校:10年生~12年生 16歳~18歳
※その年の8月末までに満6歳になる者は、同年の9月1日に入学します。
※ 面接と言語能力チェック(中国語、日本語、英語)があります。
※ 入学に際して、日本から持参する書類は以下の通りです。
  1.過去1年間の成績表、在学証明書
  2.パスポート
  3.写真(3.5cm×5.3cm)5枚
  4.戸籍謄本(コピー可)
以上、必要書類は変更があるかもしれませんので、必ず学校に確認してください。

3)言語・教授方式・教師の構成
瀋陽市教育局の許可を受けた公立学校。
外国人向けの教育を提供しており、教授方式は中国式とアメリカ式の混合で授業は主に英語で進められますが、美術、音楽など科目によっては中国語で行われます。
教師はアメリカ、フランス、日本他、多数の外国人教師が在籍しています。
HSK受験が出来ます。

4) 学費等
【授業料(年額)】
(幼稚園) 4,000元 /月額
(小学校) 86,000元 /年額
(中学校) 96,000元 /年額
(高等学校) 106,000元 /年額

5) スクールバス
あります。(有料)

6) 昼食
学食があります。弁当持参も可。

■沈阳科爱赛外籍員子女学校(QSI inter national school of Shenyang)

@遼寧省瀋陽市浑南区世紀路78号
TEL 024-2379-7530 (英語・中国語)
E-mail teach@QSI.org
URL http://shenyang.qsi.org

①学校年度・学期制・授業日・休校日
【学期制】1学期:9月〜12月 2学期:1月〜3月 3学期:3月〜6月
【始業・終業時刻】8:25〜15:20(幼稚園〜高校まで同じ)
【休校日】土曜日、日曜日及び中国の祝日

②学年・対象年齢
幼稚園:3歳〜6歳
小学校:1年生〜6年生 6歳〜11歳
中学校・高校:7年生〜 (要問い合わせ)

入学希望の場合はレベルチェックの為、数学と英語のテストが有り。

③基本情報
全校生徒約75人 うち日本国籍7人在学(23年9月現在)
毎日英語強化クラスや中国語の授業有り
主な生徒の国籍:アメリカ、イギリス、韓国、ドイツ、南アフリカ、日本、フランス

④学費等
入学金
12350元

授業料
3歳〜85,150元
5歳〜208,000元

⑤スクールバス 12,150元/年


⑥食堂 30元/1食

必要書類
入学手続きにあたり書類の提出を求められる場合があります。
各学校によって異なりますので詳しくは問い合わせください。


■瀋陽カナダ国際学校

http://www.cisshenyang.com.cn/en/

日本語
http://www.cisshenyang.com.cn/en/list-127-1.html


■ 创意宝宝幼儿园(Creative kids)

@瀋陽市和平区十五纬路21号

TEL(024) 2369 6662

スクールバス 要相談

<中国の教育概況について>

中国の就学前教育(保育園・幼稚園)は義務ではありません。対象年齢は3歳~5歳で、中国では共働きが一般的ですので保育時間は長く、寄宿制(土日曜日に 自宅に帰宅)もあります。
義務教育は小学校6年間、中学校(初級中学)3年間の9年制で、1995年からは完全学校5日制(土日休日)です。
年度は9月から始まり、学期は2学期制(1学期9月1日~1月中旬、2学期2月中旬~7月中旬)です。

 

 

<瀋陽市における状況>

瀋陽市には日本人学校はありません。現地校、瀋陽日本人補習学校があります。
現地校
在瀋陽日本国総領事館ホームページ
    http://www.shenyang.cn.emb-japan.go.jp/jp/connection/fr_worklead_07_03.htm
を参照ください。

 

<子供の学校について>体験談

■滞在2年
■学校:学校:瀋陽科愛国際学校(QSI International School)

 QSI インターナショナルスクールはとても小さな学校で、現在3~14才までの全校生徒32名が在籍しています。2学年合同クラスですが、習熟度別にグループ学習を進めており、算数が得意な子は一学年上のグループで学習することができるなど、個に応じた細やかな指導を受けられるのが特徴です。毎月の保護者ミーティング、ハロウィンやクリスマスのイベントなど、学校と保護者の関係がとても密でアットホームな雰囲気です。校舎も小さく中学以上の生徒数が少ないため、幼稚園から小学校までのお子さんに最適です。

 Middle State Association認定校、アメリカ領事館推薦校ということもあり、ネイティブイングリッシュスピーカーが多く、語学力に応じてESLも受けられるため、子供たちの英語力は飛躍的にアップしました。毎日1時間程度の中国語の時間もあり、HSK受験も可能です。またアフタースクールアクティビティも充実しています。8才と10才の息子たちがQSI に通い始めて2年半が経ちますが、素晴らしい教師陣、国境の枠を超えたくさんの友達と充実した毎日を過ごしています。学校に問い合わせると1日体験もできます。



<子供の学校について>体験談

■滞在2年5ヶ月
■学校:東北育才学校 国際部

 初めの半年は中国語も英語もわからず、毎日宿題をこなすだけで精一杯でしたが、それ以降は先生や友人達とも徐々にコミュニケーションが取れるようになり、楽しく通学していました。

 中国系外国籍の生徒が多く、中国文化をより近く感じることができました。カルチャーショックもたくさん受けましたが、親子でそれを楽しみながら、逞しくなったと感じます。

 担任の先生は西洋人、副担任は英語を話す中国人でした。授業は英語主体で、毎日中国語の授業もあり、副教科は中国語で行われました。おかげで子供達は、二つの言語を同時に習得できる機会に恵まれました。

 また小学生はIBカリキュラムで授業が進められ、探求型の授業や宿題は興味深く、学ぶことの面白さを見つける糸口となりました。英語でのPPTを使った発表や、レポート、エッセイを書くことは簡単ではありませんでしたが、そこで培った勉強法は、将来の基盤になると確信しています。

 現在も子供たちは「育才の先生や友人に会いたい」と時折話すほど、充実した毎日を過ごしていました。苦労したことも含め、すべてが貴重な経験となり、「現地校も選択肢として面白いな」と思いました。



<子供の学校について>イベント

 海外ではイベントが多く、ドレスコードが必要な場合もあります。特にインターナショナルスクールでは季節ごとのイベントが多く、服装が細かく指定されたり、連絡が直前に入ったりします。同じ学校に通う方に相談したり、予想されるものは早めに準備しておくことをお勧めします。高学年になるとクリスマスパーティーやWinter Ballなどで正装が求められます。
 学校にもよりますし、また個々が尊重されるので、気負わず出来る範囲で問題はありません。ネクタイ、ジャケット、革靴の指定が来ても、ほとんどの子がスニーカーだったり、ジャージの子が1人2人居たりしますし、当日に服装について指摘をされることもありませんので大丈夫です。
参考までにインターナショナルスクールの主なイベントです。

◯インターナショナルデー 自国の民族衣装を着ることが多いです。例として日本だと浴衣や着物。以前は日本で買ってくるしかありませんでしたが、最近では中国の通販で「浴衣」「着物」、男児用に「甚平」も見つけることができます。下駄や袴なども通販で買うことが出来ます。サイズやデザインは限られますので、心配でしたら日本で購入した方が良いかと思います。

◯ハロウィン 衣装は、日本で購入した方が選択肢は多いのですが高い。小学生低学年までであれば、通販やWalmart、METROに売っています。日本的なもの(忍者やアニメ)が好みでしたら、日本での購入をお勧めします。

◯クリスマス 赤や白のシャツ、赤いネクタイを用意することがあります。H&MやZARA、GAPに置いていますが、幼稚園?低学年用が主です。ちょうどジュニアサイズが無いので、一時帰国の際に日本で購入してきたり、女性用のSサイズなどで間に合わせました。
革靴を指定されることがありますが、先ほど書いたようにスニーカーを履いてくる生徒は沢山います。子供用のフォーマルな靴は、万象城向かいの展覧館やH&MとZARAにありました。

◯春節 赤い服やチャイナ服が必要になりました。小さい子用であれば、WalmartやR-Mart、五愛市場にも売っていますが、ジュニアサイズはないので早めに通販か中街で購入、またはこだわりがあれば仕立ててもよいかもしれません。
赤い服は、H&M、ZARA、GAPなどで春節用に出ています。

◯誕生日 お友達を招待してパーティーを開くことがあります。インターの場合は、学校と家(または会場を借りて)2回開催することがあります。主催者は本人です。学校で開催する場合は、担任と日程を調整し、決まった時間帯にケーキ、紙皿、フォーク、キャンドル、Goody Bagという参加してくれたお友達(大抵はクラスメイト)に渡すお土産を用意して学校へ持参します。Goody Bagの中身は何でも良いのですが、こだわる方もいますし、お菓子の場合もあります。日本のものは喜ばれますし、誕生日に限らずちょっとしたお礼やお祝いにも使えるので、日本製の文房具(シャープペンシル、消せるボールペン、消しゴムなど)や、小さな玩具などを一時帰国の際に購入してきました。

◯その他、部活・野外活動 高学年になると部活やキャンプなど野外活動も増えます。バックパックや防寒具、スポーツ用品などはDECATHLON(デカスロン)で購入できました。

 

 

子供の学校について [体験談]

滞在2年半
学校:現地幼稚園

 

 二年半程、現地の幼稚園にお世話になりました。

 その間に、一度転園しましたが、転園先も現地幼稚園でした。転園理由は物理的なもので、前幼稚園はバス通園ではなかったことで、上の子のスクールバスの送迎に間に合わなくなってしまったからです。

 ただ、瀋陽の冬は厳しいので、徒歩通園よりバス通園のほうが楽かもしれません。
   
 現地幼稚園は、英語教育等の特色を謳っている園以外はどこも概ね同じようなカリキュラムで進む印象です。幼稚園の時から勉強色が強く、英語、算数、中国語(国語)の時間割りに沿って活動します。美術、体育の時間もありますが、全て決められた通りの内容ですので、日本のような自由保育の時間とは全く違います。また、朝、昼、夕と三食が付き、年中までは昼寝時間もあります。日本の幼児保育の概念とは違うので、びっくりされたり戸惑われたりすることはあるかと思います。最初は、馴染めないお子さんもいるかもしれません。どちらが良いとか悪いとかは思っていません。子供は、こちらで計算に強く早くなりました。中国語である国語に関しても、園は外国人である日本人には配慮もしてくれます。
   
 そのうちお友達もできて、友達の話しもしてくれるようになりました。
   
 色々な体験をし、かけがえのない日々だったと思います。